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WESSでやっているディベートは一般に「Academic Debate」と呼ばれているもので、ある与えられたお題(Resolution)について、Affirmative(肯定側)とNegative(否定側)に分かれて議論を進めます。
形式的には、AffirmativeとNegative(それぞれ2〜4人組み)がそれぞれ決まった時間内に、自分たちの主張や相手への反論をして、第三者であるJudge(審判)を説得するというスタイルになっています。
ここで重要なのが「Judgeを説得する」ということ。Round(試合)の中で自分たちの主張や相手への反論を展開するわけだけど、伝える相手は対戦相手ではなくJudge。だから、仮にJudgeに伝わらなかったとしたら、たとえどんなにいいことを言ったとしても試合には勝てないのです。Judgeは、Roundの中で展開されたArgumentだけを判断材料として、より説得力のあった意見にしたがって勝敗の判定を下します。
ディベートの特徴の1つとして、自分たちの意見に説得力を持たせるために、他の人の文献などから引用したものをEvidence(論拠)として用いて、自分たちの意見をより客観的なものにします。何も根拠のない主張は、「それはあなたの主観でしょ?」と片付けられてしまいます。また引っ張ってくるEvidenceも専門家が学会誌・著書で述べるような信憑性の高いものが好まれます。ネットの掲示板とか、ゴシップ誌の記事とかだとあまり信憑性はありません。
また、Affirmative・Negativeの立場はRoundを通して固定になっており、
「うーん、俺はAffirmativeの立場だけど、相手の主張を聞いていたら、なんだかNegetive側に傾いてきちゃったなあ・・・。」
というのはダメなんですね。ディベートでは、自分たちの感情・信念とは関係なく、そのスタンスを首尾一貫して保つということが大切なのです。
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